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初診時のレントゲン写真です。
矢印で示した歯は、歯周病により骨が溶けてしまい当時の歯周ポケット検査においても、右上の3番から左上の1番まで順に、6ミリ、5ミリ、9ミリ、9ミリという状態でした。
(*@は上の前歯部を切り取って拡大した画像です。)
右下の親知らずもその症状はひどく、ポケットは10ミリ、そして歯のぐらつきを示す動揺度は2とぐらぐらで出血も伴う状況です。(*Aの画像が該当部分を拡大したものです。)
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健康な歯と歯肉の状態を取り戻すため、歯の周りについたプラークや歯石を徹底して取り除くなど必要な処置を行い初診から3か月後、GTR法を施しました。
周囲の骨の状態と比べて丸印を付けている場所には粒々した感じが見られます。これは人工骨が写ったものです。
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右下の親知らずにGTR法を実施した際のレントゲン写真です。
初診時から5か月経過した頃に実施しました。囲ってある部分に注目してください。1枚目のレントゲン写真では、歯の周りの骨に空洞の様な、色が薄くなっている部分が確認出来ましたが、同じ部分を比較対象として分かりやすいように囲んでみました。
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初診時からおよそ1年経った頃の全体のレントゲン写真です
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@は上の前歯部の拡大画像です。Aは右下の同じく拡大画像になります。
上の前歯は8か月、右下の親知らずは6か月がいずれも、GTR法の実施から経過しています。ポケット検査の結果も、右上の3番から左上の1番にかけては順に、5ミリ、4ミリ、5ミリ、4ミリ、右下の親知らずは5ミリと歯周ポケットも浅くなり、レントゲンで見ても、骨の位置があがりしっかりと歯を支える土台になっている様子が確認出来ます。 |